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[ 中津市総合体育館建設設計コンペ ]・・・・・開かれた土手/2004/第2次審査進出(優秀案5点)

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「開かれた土手」
土手とは、治水などの目的で自然の脅威から人を守るためにつくられてきたものだが、周囲の自然環境に対する眺めの良さから日常的には市民の憩いの場として公園のように利用される。この計画は低い土手によって機能的に守られた体育館の領域を設定しながら、土手を周囲に向かって積極的に開いてゆくことで、その両側にある領域を結びつけ、人々の交流を促そうとする提案である。土手で囲まれたアリーナの屋根として長円型のトラックを浮遊させる。これは、屋根架構の合理性やランニングコースの設定という機能的な意味だけでなく、この地にあった競馬場へのオマージュでもある。

中津市総合体育館は国体での使用を前提としている。しかし、計画上はその後の日常的な利用に最も適したものでありたい。広く市民に親しまれ、積極的に利用される施設とするため、以下の点を計画の目標とする。
・開放的な交流の場としての体育館をめざす。
・運動を目的としない一般の人も日常的に利用できる、公園の延長としての施設とする。
・中津の歴史を継承し、未来へ展開する文化的意味をもつ施設とする。
・周辺環境との調和と環境負荷の低減をはかる。